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フォレストリビング@勝どき駅前です。
昨日の日曜日、中央区の新図書館「本の森ちゅうおう」(新富1丁目、八丁堀駅近く)のオープン記念イベントとして開催された講演会に出かけてきました。
テーマは「都市の記憶~都市の魅力」、同じ建物内に移転した「中央区郷土天文館」館長「陣内秀信」先生(法政大学特任教授)ほか2名の先生方による基調講演およびトークセッションでした。
区内に多数存在する「近代建築物」の紹介と共に、隅田川や日本橋川添いの景観、あるいは築地・新富町界隈、また佃・月島界隈の街並みを保存し活用することの大切さを伺いました。
ここでいう「近代建築物」は有名建築物のみではなく、情緒ある町家や看板建築と称される商店なども含まれ、戦火を免れた大正から昭和の木造建物も重要です。
日本では歴史的保存地区の制定がほとんどなされていないため(東京都は皆無)、新たな開発が行われるたび、貴重な建物が次々に消滅しています。
今こそ「開発における価値の転換」が急務で、これらを「上手く残し活かす」ことが、「居住者にも観光客にも一層魅力ある都市としての発展」に繋がるのだとのお話しに大変感銘を受けました。
※残念ながら既に消滅した建物もあります